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2004年04月15日

【知識】パイオニア 連結在庫削減へシステム導入

パイオニアは民生、OEM、事業用の各部門と世界各国の販売、生産、物流を同時に合理化をめざす、「グローバルSCM改革プロジェクト」を立ち上げた。
連結在庫削減・新事業の為のフリー・キャッシュフローの創出目標に掲げ、プロジェクトの一貫としてSAP APO3.0を利用した需要予測システム及び、生産 販売 在庫業務システムの稼動を開始する。

今回システムを導入するにあたって
  ・計画サイクルの短縮
  ・需要に基づく調達生産物流
  ・統合データベースによる情報の可視化
を実現。これにより、04年度末までにおよそ7500品目の連結在庫30%削減を目標とする。

世界各国で製造、販売を手がける同社にとって今回のプロジェクトには、統合データベースが不可欠。既に国内で需要計画PJTで成功事例を持つ同社にとって各地域、各事業、各販売部門をまたいだ全体最適化を明確に目標とするのはごく自然な流れであり、その達成手段として同システムを選択したわけである。単なるシステム導入に終始しない、ロジスティクス的思考が根底に流れている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:12| 知識