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2004年04月26日

【知識】日亜化学 ソニー クロスライセンスを締結

日亜化学とソニーは青紫色レーザーダイオード(以下、青紫LD)に関する、クロスライセンス契約を結んだ。両者が持つ約800件の全てのライセンスをお互いに利用できる。

ソニーは現在「ブルーレイ・ディスク」というDVDの6倍の容量の次世代光ディスクを、日米韓欧13社とともに統一規格として普及を目指している。一方、東芝、NECなど「HD DVD」という次世代光ディスクを推進しており、両陣営は激しく競い合っている。青紫LDはどちらの規格にも必要不可欠な基幹部品。今回のクロスライセンスで、ソニーは早期に青紫LDの量産技術を確立する。

今回の事例のようなクロスライセンスなど、特許をはじめとした知的財産においても、創造、そして有効活用について、ロジスティクス的な視点による戦略が必要とされてくる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:03| 知識