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2004年06月23日

【知識】日本興亜損保、事故画像管理システムを構築

日本興亜損害保険株式会社は、デジタルカメラで撮影した事故画像データの集中管理を可能とする「画像管理システム」を構築し、本日から稼働する。本システムの稼働により、事故担当者が全国どこからでも事故画像の確認を行うことが可能となり、事務の早期化による事故対応サービスの一層の迅速化、ペーパーレス化による業務効率化が実現可能となる。
日本興亜損害保険ではこれまで、次世代IT活用に向けた社内インフラが完成し、大容量化・高速化されたインフラ上で、膨大なデータを瞬時に処理・送信することを可能としてきた。
従来は顧客の車両を担当する窓口と、事故の相手車両を担当する窓口が別々のサービスセンターとなる場合、双方の担当者が電子メール等で個別に画像をやり取りしていたが、「画像管理システム」により画像が瞬時に確認できるため、顧客からの照会に対して迅速に対応できるほか、保険金支払までの所要日数の短縮につながる。また事故の写真は印刷した上で保険金支払の手続きを行う必要があるが、写真を画像データとして集中保管する本システムを導入することにより、印刷を不要(ペーパーレス化)とし、業務の効率化と資源消費の削減が可能となる。
これまで個々で管理、共有していた画像データの一括管理システムにより、遠隔地での画像確認の迅速化、そして保険金の支払い所要日数の短縮など、サービスレベルの向上にもつながることから、組織を横断するロジスティクス的な効果が期待されるシステムといえる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:56| 知識