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2008年06月27日

【流通】モスフードサービス、廃食油処理に「電子マニフェスト制度」導入

ーー廃食油リサイクルとコンプライアンス体制を強化ーー

モスバーガーを展開するモスフードサービスでは、店舗の廃食油処理に関して、紙での産業廃 棄物管理票から、環境省所管の財団法人日本産業廃棄物処理振興センターが推進する「電子マニフェスト」を7月1日より本格導入する。電子マニフェストとは、その確認や報告に用いられる紙マニフェスト(産業廃棄物管理票)を電子化したもの。

今回新たに移行する店舗は、東日本地区のフランチャイズ店のうち278店舗で、すでに導入済みの直営店・販売子会社店舗76店舗とあわせ、実施店舗は計354店舗となる。※全国のモスバーガー店舗1,368店舗(平成20年5月末現在)

導入のメリットとしては、(1)処理情報をデータ管理することによる、事務処理の効率化、(2)今年度から義務付けられる「産業廃棄 物管理票交付等状況報告書」の提出が免除、といった実務面のメリットのほか、第三者である情報処理センターがデータ管理を行うことにより、(3)マニフェ スト紛失・偽装の防止、(4)法令の遵守、といったコンプライアンス面でのメリットがある。コスト面では、電子化による事務経費を全体として見直すことで、店舗の負担額が1店舗あたり平均年間2万円程度削減される見込み。

同社では、今後も業界に先駆けた環境対策活動を進め、社会に貢献できるチェーンづくりを目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:21| 流通