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2008年06月25日

【物流】国交省、燃料サーチャージシート作成

国交省は、「算出内容が分からない」といった相談が多いことから、燃料サーチャージを容易に算出できるよう計算式を盛り込んだ「燃料サーチャージ算出シート(貸切トラック=時間制運賃、距離制運賃)」を作成した。同省のホームページにて、19日から算出手順などを公表している。
この「算出シート」は「燃料サーチャージの適用方」「運賃料金設定(変更)届出書」「指標等設定シート」「貸切トラック距離制運賃表」「貸切トラック時間制運賃表」の5つのシートに分かれており、自社の指標などをそれぞれの項目に入力すれば、容易に提出書類まで出来上がるようになっていて、他にも、運賃料金の届出に必要な手続きができるように示されている。

「指標等設定シート」を例に挙げれば、「基準とする軽油価格」、「改定する刻み幅(価格帯)」、「刻み幅を設けているためサーチャージを算出する上での刻みの間の代表価格」、「自社の車両の燃費」を順番に入力すればいいように考案されている。ただし、入出力表届出については燃料サーチャージは新たに設定する別建て運賃制度のため、これを設定・変更した場合は、貨物自動車運送事業報告規則第2条の2の規定により、30日以内に運賃料金設定(変更)届出書を国土交通省の地方運輸支局等の窓口に提出することが必要となっている。

算出シートは国交省のホームページ(「自動車交通」の「トラック輸送 適正取引推進相談窓口」【燃料サーチャージ】)以外にも、全ト協専用の会員ページからもアクセスできるようになっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:40| 行政関連