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2004年07月28日

【知識】旺文社DIなど、学生向け教育用コンテンツのASP配信サービスを開始

旺文社デジタルインスティテュート、旺文社、アルプス システム インテグレーションは、「教える人も学ぶ人も集まるサイト『CHIeru.net(チエル ドット ネット)』」を共同で立ち上げ、上智大学一般外国語教育センター長 吉田 研作氏をSupervisor(スーパーバイザー)に迎えて、教育用コンテンツのASP配信サービスを開始する。
総務省による政策懇談会の中間とりまとめでは、社会基盤としての情報コミュニケーション技術(ICT ; Information and CommunicationsTechnology)の定着を見据え、2010年にあるべき社会像として、u−Japan(ユビキタスネット・ジャパン)政策によるユビキタスネット社会の実現を掲げている。
一方で、サイバーキャンパスなど、ネットワークを活用した遠隔教育を進めている大学等の教職員からは、教材選択の幅を広げたいというニーズのみならず、意欲のある学生に応えるために、場所や時間を問わず自由に学べる場を提供し、指導に繋げたいという声が増えてきた。
そこで、講義等で活用できるWeb教材を時間・場所を選ばず、"安価"で学習できるサービスとして提供するために、インターネット上にて「教える人も学ぶ人も集まるサイト『CHIeru.net』」をオープンさせる運びとなった。
大学は今後、社会人など学生の門戸を広げていくことが予想される。生活様式が多様化する学生に対して満足のいく教育サービスを提供するために、従来の講義やディスカッションの他、Webを活用した知識提供など、より効果の高い教育プログラムの実践が求められて来ると考えられる。また、利用する側である学生にとっても、求める知識を習得しやすい環境に最も効率的な方法の選択を行う上で、生活スタイルなど複雑な条件を含めた履修方法にもロジスティクスが必要となってきそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:54| 知識