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2004年09月24日

【知識】バンダイネットワークスなど、携帯電話向け電子書籍総合コンテンツが「楽天ブックス」と連動

バンダイネットワークスおよび角川デジックスは、どこでも携帯電話で読書を楽しむことができる携帯電話向け電子書籍総合コンテンツ『文庫読み放題』(月額315円/税込)において、楽天ブックスが運営する総合オンライン書店『楽天ブックス』との相互リンクによる連動企画を9月21日より開始した。
『文庫読み放題』は、2003年のサービススタート以来、携帯電話で本を読めるだけではなく、作品の裏話やテーマに合わせた特集を組み、ユーザの読書シーンをより楽しく充実したものにする「総合読書エンターテイメント」をコンセプトに新しいスタイルの読書を提案してきた。
今回の連動特集を組むことにより、今まで書籍を読むだけで、すぐに購入できなかった「文庫読み放題」ユーザは、読んで気に入った書籍をすぐに購入することができるようになる。
一方「楽天ブックス」ユーザは、書籍の購入前に作品の一部を無料で立ち読みすることができるようになり、双方のユーザの利便性向上が実現可能となる。
『文庫読み放題』及び『楽天ブックス』では、今後もユーザの視点に立ったサービスの提供と充実を図ることで、更に使い勝手の良いサービス提供を目指している。
このサービスによりユーザーは携帯電話で電子書籍の購入が一段としやすくなる。ユーザーの利便性を向上させつつ、他企業間におけるサービスの相互リンクは、互いのビジネスモデルやビジネスフロー、利害関係者を含めた調整が必要不可欠となってくる。電子書籍という、これまでの価値観だけでは解決しがたい商材の供給システムの構築には、圧倒的な集客力と、技術開発力、決済などのバックオフィスシステムの構築が必要不可欠であるが、物流以外の部門間でロジスティクスとしての視点が必要となってきそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:28| 知識