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2004年10月06日

【知識】TIS、日本IBMとTCOの削減を目的としたITインフラ最適化サービスを開始

TISは、日本アイ・ビー・エムの支援で、TCOの削減を目的としたITインフラの最適化を図るサービス、「TIS システム・フィットネス・サービス」を10月1日から開始した。
グループウェアや、ネット関連の業務など、様々な業務目的で導入されたサーバー類、ストレージ類、それに基幹系レガシーシステムも含めたシステムリソース全体の最適化を行い、システム運用管理サービスや、アウトソーシングサービスも複合的に提供して、オンデマンド型のITインフラを実現する総合的なサービスになる。
このサービスにおいて、TISは実現フェーズのインテグレーションサービス、およびアウトソーシング・運用サービスを提供し、日本IBMは診断フェーズにサーバー/ストレージの統合最適化ツール「Zodiac(ゾディアック)」を使用し、TISのコンサルティングを支援する。
顧客の既存のシステム環境を、短期間のコンサルティング診断により、技術的解決策、導入効果、具体的実現ロードマップなど、短期間で評価・分析し、ビジネスケースも含めた戦略的な統合プロジェクトとして提示し、本格的なインフラ再構築に踏み切るか否かの経営判断を行うに十分な情報を提供する。後続の実現フェーズでは、サーバーやストレージなどの機器の統合だけでなく、TISのシステム・インテグレーション、運用サービスのノウハウをベースに、データ統合、DB整備、アプリケーション整備・再構築、さらには運用管理業務を含むアウトソーシングサービスまで提供し、機器から業務のレベルまで、複数の階層に渡って統合をサポートする。
企業におけるITインフラの需要として、部門別システム併用から全社統合的なシステム構築への重要などが高まっている。今回紹介したサービスでは、大規模なITインフラの再構築時に、顧客の限られた予算内において最大限の費用対効果を引き出す。部門や目的毎に異なるシステムの統合は、企業にとって必要な情報の共有システムとして、ロジスティクスに欠かせないインフラとして活用が期待される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:35| 知識