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2004年11月09日

【知識】サイバーファーム、物流拠点の整備など沖縄経済活性化のためファンドを活用

サイバーファームは、沖縄パイロットプロジェクト※の機能拡充の一環として、ファンドを組成する運びとなった。
このファンドは、サイバーファームグループのビジネスソリューションノウハウと、アーバンコーポレイショングループのファンド運営ノウハウを融合することで、沖縄パイロットプロジェクトの機能拡充を図るものである。
製造業や卸売業においては、企業誘致の限界や大市場との距離が課題となっている。サイバーファームは、地元資源を徹底活用し、物流システムの開発や流通ネットワークの構築を行い、高機能なロジスティクス施設に転換させる。これにより、企業の収益性を高め、事業再生を図る。更に、アジアの中継基地としての機能を高める物流拠点の整備を行う。
また、沖縄の主要産業である観光リゾート事業においては、集客性をアップさせる観光インフラを開発することで、観光リゾート事業の活性化と事業の創出を行うとしている。
沖縄の地理的な条件から、今後アジア圏内における物流ハブとして機能しうると考えられる。アジア圏内でのロジスティクス構築に必要なスペックを保持する物流センター機能の拡充に、ファンドを活用した資金調達方法は、このプロジェクト遂行にあたり、最適な手法として考案されており、ここにも目的達成へ向けたロジスティクス的発想が伺える。

※サイバーファームのビジネスモデルに基づき、「ロジスティクス」「マーケティング」「統合センター」の3つのビジネス基盤の構築、および3つの基盤に基づくビジネス展開を沖縄で実現するプロジェクトの総称。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:42| 知識