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2004年12月03日

【知識】カルピス、ホット果汁飲料「ほっとゆず」をセブン‐イレブン全店で発売

カルピスとセブン‐イレブン・ジャパンは、「ほっとゆず」〔280mlペットボトル、140円(税込)〕を共同開発し、12月1日(水)より全国10,596店のセブン‐イレブン全店で発売した。
今回発売した「ほっとゆず」は、製品化の行程で加熱時に失われやすいゆず果汁の特徴的な爽やかな香り成分を抽出・添加することで、これまでにないゆず本来の香りを味わえることが最大の特長。香りを最大限味わえるよう、通常よりも容器の飲み口を広めに設計している。また、原料には国産のゆずを使用し、酸味とほどよい甘さが絶妙に組み合わさった味わいとなっている。
これからの寒い季節、おいしくからだを温めることのできるホット飲料の需要が高まるが、なかでも、ビタミンCがたっぷり入っている柑橘果汁を使用したホット飲料は、風邪の流行るこの時期に人気が出る傾向にあり、「ほっとゆず」についても、100mlあたり25mg配合していることから、ユーザーのニーズに応えられるものと期待をよせる。カルピスとセブン−イレブン・ジャパンは、今後もユーザーのニーズに対応した商品の開発・提供に努める。小売業としてのコンビニエンスストアが、POSデータなど現場(店頭)から顧客の趣向を捉えた独自商品を開発・販売する事例が増えている。コンビニチェーンの差別化として、独自商品の開発・販売力が大きな要因ともなりつつある中、NB商品、特に定番的なブランドが育ちにくくなる可能性もある。今後、コンビニチェーン毎に異なる商品構成により、物流、調達面においても影響が出ると考えられ、コンビニチェーンと各メーカーによるロジスティクス体制強化が益々求められてきそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:37| 知識