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2004年12月20日

【知識】ツーカーグループ3社、災害用伝言板のサービスを開始

ツーカーセルラー東京、ツーカーホン、ツーカーセルラー東海のツーカーグループ3社は、大規模な災害が発生した際に被災者がEZwebの専用サイトに安否情報を登録できる電子掲示板「災害用伝言板」のサービスを2005年1月下旬から開始する。登録された安否情報はツーカーの携帯電話だけでなく、他社の携帯電話及びパソコンからも閲覧可。なお、災害用伝言板は通信料のみで利用できる。
ツーカーグループの「災害用伝言板」は、被災者が「無事です。」「被害があります。」「自宅に居ます。」などの被災状況のほか、100文字までのコメントを掲示できる。
また、利用者が新たな安否情報を登録すると、事前に登録しておいた相手に自動的に安否情報をメール送信する「お知らせメール」機能も備わっている。
なお、このサービスはauが同時期に開始する「災害用伝言板」と一体で運用するためツーカーのユーザーに限定せず、auユーザーの人の安否情報も確認できる。
さらに、NTTドコモグループが提供する「iモード災害用伝言板」と相互リンクを設定する予定。これにより、多くの利用者が携帯電話で簡単に災害地域の方々の安否情報を確認することが可能となる。
数社間で災害時の情報受発信サービスを相互利用可能とすることで、携帯端末を使った被災時の相互安否通知が、必要時に多くの人との間で可能とすることは、社会貢献度の高いサービスとして認識されると思われる。共通利用可能とするためには、異なるシステム間のシームレスな連携が必要不可欠であり、一時的に回線利用が集中するなど、災害時におけるインフラとして、携帯端末がより存在感を増してくると考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:19| 知識