2004年12月06日
【流通】クラリオン、「ｉＰｏｄ」対応のタッチパネル操作可能な車載端末を開発
――音楽ビジネスを変えるハード的環境の充実――
クラリオンは、アップルコンピュータとのコラボレーションにより、ｉＰｏｄを接続するだけで、ｉＰｏｄの液晶画面や操作キーなどをモニターに表示し、タッチパネル上で操作できる車載端末を開発した。第１弾として、「ｉＰｏｄ対応ＤＶＤ／ワイド７インチＡＶセンターユニット」を、２００５年１月に北米で発売する。
クラリオンでは今回の北米での発売を契機に、ｉＰｏｄに対応するオーディオやカーナビゲーションなどの車載端末を順次国内、欧州などで発売する予定。さらにカーメーカーへのＯＥＭ供給も行う。
今回の商品は専用の接続ケーブルでｉＰｏｄとセンターユニット間を接続するだけで、モニター画面に、ｉＰｏｄの液晶画面や操作キーなどを仮想表示できる。実際にタッチパネル画面に触れることでｉＰｏｄの操作をすることも可能。また電源供給機能、充電機能も備わっていることから新たにｉＰｏｄ用の電源を確保する必要がない。
発売以来、９月末現在で累計約６００万台の販売を達成してきたｉＰｏｄが、好みの音楽を楽しむ空間の一つであるクルマの中で簡単に利用できるインターフェースを搭載することで、音楽の楽しみ方を変えてきた。自分好みの音楽集を常時携帯し、楽しむ環境が整うことで、ネットを利用した音楽ビジネスがさらに活性化されそうだ。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 15:49| 流通
