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2004年12月07日

【流通】エディオンとミドリ電化、共同オリジナル商品「KuaL(クオル)」を開発・販売

――オリジナル商品を支えるバックオフィスの強化――

エディオンおよびミドリ電化は、よりユーザー重視の家電専門店を目指すため、新たに共同オリジナル商品『KuaL』(クオル)を開発・販売する。
現在エディオンとミドリ電化は2005年4月の事業統合に向け準備しているが、今後新たに2社共同オリジナル商品の開発・販売を推進する。集中販売に裏付けされた開発商品の絞り込みと、営業政策に連動したタイムリーな商品開発、さらには開発業務のスピードアップによる業務効率の改善を図る。
今まで以上に取引先との信頼関係を強固なものとし、顧客ニーズ対応した商品開発と精度の高い生産・販売管理を実現する事で、満足度の高い高品質なオリジナル商品の提供と、さらなる商品原価の掘り下げを目的とする。
今後両社は、共同オリジナル商品はアイテム数を絞り込み、プロパー商品との明確な差異化が図れる高付加価値商品を開発対象とする。また、プロパー共同取組商品については、商品確保やボリュームによる商品原価の掘り下げを目的とし、商品政策の一本化により集中販売を強化し、さらなるコストダウンを図る。
特定地域に強みを持つ量販店同士の提携が進む中、オリジナル商品の開発・販売により独自性を打ち出す事で、販売エリアの顧客ニーズに対応した商品の開発・販売により、全国チェーンとの差別化を図る。今後、より厳しい競争が予想される家電量販店業界にあって、商品開発・販売、チェーンを越えた在庫情報の共有化、輸配送網の再構築など、オリジナル商品の優位性を構築するバックオフィスの連携強化が重要となってきそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:48| 流通