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2004年12月09日

【流通】コカ・コーラ、「森の水だより」の新型ウォーターサーバーを導入

――シェア拡大と新たな利用シーン創出――

日本コカ・コーラは、オフィスやレジャー施設等のインドアにおけるミネラルウォーター市場向けに、「森の水だより」新型ウォーターサーバーを開発し、12月6日から全国に順次導入している。今回開発された新型ウォーターサーバーは、サーバー内の配管やコック部分での菌の発育を防ぐ、衛生面に配慮した設計で、冷・温水双方の供給が可能なサーバー。
ミネラルウォーターは、健康ブーム、自然志向、味へのこだわりなどから飲用水だけでなく、調理をはじめ生活水全般としても使用されている。市場が拡大傾向にある。 同時に、ミネラルウォーターサーバーも、福利厚生面からオフィスでの利用や、レジャー施設などの施設利用者へのサービス提供など、利用方法や機会が多様化しており、地域的にも地方都市から大都市圏まで広範囲で需要が高まっている。
日本コカ・コーラでは、既に高付加価値カップベンダー「ジョージア カフェマティック」を開発、市場導入するなど、インドア市場の開拓に取り組んできた。
飲料水市場は、主にコンビニで利用される500ml商品においては海外ブランド、主に家庭用で購入される2リットル商品は国内ブランドと、主戦が流通経路毎で異なってくる。日本コカコーラにあっては、ミネラルウォーター市場において、他ジャンル同様の市場シェア獲得へ向けた積極的な展開を見せている。今回新たな利用シーンを創出することで、ミネラルウォーター市場でのブランド確立も視野に入れたシェア拡大を目指していると考えられる。今後、こうした水を飲む機会が創出されることで、ミネラルウォーター市場全体がさらに拡大する可能性もある。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:43| 流通