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2005年01月07日

【知識】セントラルファイナンス、新債権回収システム「コレット」を稼働

セントラルファイナンスは、新債権回収システム「コレット」を、中部地区から順次、稼働させる。
 「コレット」の主な特徴として
 ・初期延滞債権から長期延滞債権までを一元管理
 ・顧客単位の督促(顧客の一元管理)
 ・プレディクティブダイヤル(注1)による大量架電
 ・顧客毎に、過去データより、最もつながりやすい場所・時間への
  効果的な架電
 ・管理者がオペレーターの業務の進行状況をタイムリーに把握
 ・各種法的申立書の自動作成
等の機能があり、回収業務の大幅な効率化を図ることが可能となる。
なお、この新システムは、ユーフィットと日本ユニシスおよび日立製作所が共同で開発。新システムの稼働に合わせ、以下のような新回収体制を構築する。
1. アナウンスセンターの新設
これまで1〜2ヵ月延滞は地区コールセンター、3ヶ月以上の延滞を地区管理センターにて管理していたが、新システムの稼動と同時に、新回収拠点として新たに「アナウンスセンター」を名古屋・金山に開設。アナウンスセンターでは、全国の延滞債権について延滞発生直後の架電業務を集約し、プレディクティブダイヤルの活用により架電効率を高める。また、アナウンスセンターでは、入金可能顧客への入金案内を行ない、入金が見込めない場合は、早期に初期督促部署である地区コールセンターへ移管し、顧客内容に応じた効果的な督促を行なうことで回収力の強化を図る。
2. コールセンターの統合
新システムの稼働、アナウンスセンターの新設により名古屋コールセンターを中部コールセンターに統合。これにより、初期督促部署のコールセンターは、現行の全国12ヶ所から11ヶ所となる。
効率的な債権回収業務の実現に向け、コールセンターの統合や顧客情報の一元化、各種書類の自動作成等、部門を越えた業務フローの再構築により、効率的な債権回収を可能とする。

(注1)プレディクティブダイヤル
架電対象者へシステムにて一斉に電話をかけ、つながった電話を順番にオペレーターに振り分ける。そのため、オペレーターが、1件1件電話をかける手間が省け、業務負担が大幅に軽減される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:58| 知識