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2005年01月26日

【知識】ソフマップとビックカメラ、中古商品の買取・販売チャネルなどで業務提携

ソフマップとビックカメラは、1月24日付けで、業務提携に関する覚書を締結した。 今回の業務提携により、ソフマップのリユース事業において、中古商品の買取・販売チャネルとして、新たにビックカメラの店舗網を活用することが可能となる。また、デジタル家電の中古商品についても、ビックカメラの店舗網活用により、買取・販売を強化できることも視野に入れている。さらに、ビックカメラの展開するパソコン関連以外の商品(白物家電、カメラ、スポーツ用品等)についても、ソフマップの店舗内販売も検討する。
一方、ビックカメラでは、同社店舗において、顧客からの要望の高まっている中古商品の買取・販売を行うことが可能となり、顧客サービスの一層の充実が実現できる。また、中古商品の買取・下取を推進することにより、新品商品の拡販にもつながっていくと考える。さらに、ソフマップのノウハウを取り入れることにより、新品・中古商品を連動させたソフトウェア等の取り扱い強化を進めていくことも検討する。
なお、両社では、店舗が共存するエリアにおいては、それぞれの品揃え等を見直すことにより、各エリアでのドミナント展開を共同で行うべく、検討を進めていく考えである。また、プライベートブランド・オリジナル商品の共同開発・販売、並びに両社の人材交流についても、鋭意検討する意向である。
さらに、今回の業務提携の実効性を高める為、ビックカメラは、新たにソフマップに出資する。
両社の提携により、それぞれの店舗が有してきた機能を補完しあえると考えられる。互いの機能を相互向上可能とするために、出店エリアの調整や物流網の相互利用、重複機能における再編など、メリット最大化に向けたロジスティクス的取組が業務提携の成否を左右しそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:39| 知識