<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2005年01月28日

【知識】JACジャパン、役員・部長級人材を専門に扱う新サービスを開始

人材紹介のJACジャパンは、年収1200万円以上の役員・部長級人材を専門に扱う新サービスを開始する。景気回復に伴い企業の事業展開意欲が高まり、組織構築力に長けた上級管理職への需要が増加しているためで、2月に専任コンサルタント3人を含めた9人体制の新部署を設立し、年内に海外JACグループの保有案件分も含め約2億円の成約を見込む。
これまで上級管理職の人材紹介は、比較的少人数のエグゼクティブ・サーチ・ファームを中心として、求人案件に適合した人材を探し出す、いわゆる「ヘッドハント」型が主流であった。今回の新サービスは、年間1,000人を超える自発的な対象登録者を主要なターゲットとして積極的に求人を開拓し、人材と案件の双方からマッチングを図るのが特徴です。
具体的には、東京本社に上級管理職を専門に扱うエグゼクティブチームを新設しベテランコンサルタントを3人配置するほか、大阪、名古屋、横浜、京都の各拠点にも担当者を展開。対象人材の管理を集約する一方で、有力企業に対しては、一般登録者向け求人を開拓するコンサルタントとは別に専任者を送り込み、上級案件の獲得力を強化する。
また、日本国内にとどまらず、英国、シンガポール、マレーシア、タイなどに展開するJACグループの海外ネットワークも活用。日系企業の現地法人トップ案件をはじめ、JACならではの国際性に富んだラインナップを充実させていく。
専門部署の設立と、各地域毎に担当者を配置し、情報収集とその共有化を図る体制づくりにより、マネジメント層をターゲットとした人材紹介を効率よくマッチングさせるという目的達成へ向けたロジスティクス的視点に立った組織体制の変革と言える。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:38| 知識