<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2008年06月17日

【流通】凸版印刷、ICタグによるプリント基板の製造工程管理向けトライアル・キットを販売

ーー村田製作所の「マジックストラップ(R)」を採用、手軽な導入テストが可能にーー

凸版印刷は、村田製作所のICモジュール「マジックストラップ(R)」をプリント基板の製造工程管理に活用するためのトライアル・キットを7月上旬より販売開始する。プリント基板上のアンテナにチップマウンタとリフローを用いて取り付けが可能で、低コストで実装でき、耐久性に優れるメリットがある。

同トライアル・キットでは、ICタグの読み取り距離に応じて3種類のアンテナ設計をしたテスト用のPCBと、取り付け用の「マジックストラップ(R)」 を用意。これらを使用することにより、基板積層間隔と同時読み取りの関係や、プリント基板上のアンテナ占有面積と通信距離の関係、現有チップマウンタや リフローによる実装実験が可能となり、ICタグ導入・実装の技術的な検討が手軽に可能となる。

今後、同社は日本のみならず海外のPCB関連企業、セットメーカに向け販売を強化し、プリント基板におけるICタグ活用の拡大を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:08| 流通