<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2005年06月10日

【知識】米マンパワー社、中国にインターナショナルパートナーシップオフィスを開設

人材サービス業のマンパワー社は5月19日、中国で初のインターナショナルパートナーシップオフィスを開設した。この先進的な試みは、公共と民間のパートナーシップにおいて初めての事であり、急速に発展する中国経済をサポートするための共同事業である。
マンパワー社は労働当局とパートナーを組み、中国で急速に高まった労働需要に対応するための人事戦略とインフラ設備の開発をサポートする。初のインターナショナルパートナーシップオフィスは既に5月1日、上海に開設され、政府系機関や国営企業、現在上海にある外資系企業に対して、効果的、能率的な雇用システムと人材サービスを注ぎ込むさまざまな援助の試みが始められている。
最初の開発プロジェクトは、上海において今後必要とされる職業スキルとトレーニングの定量化、地域オフィスへのインターネットベース評価システムの設置、トレーニングと開発プログラムの企画と準備、国際交流や代表者派遣プログラムを通じた政府上層役員との協調などを含んでいる。
マンパワーグループのライトマネジメントコンサルタンツ社とキャリアハーモニー社が、これらのプログラムの企画・導入に参画している。
今年中にも中国の他の大都市で、更なるパートナーシップオフィスを開設する予定。これらパートナーシップオフィスの開設は、中国内の重要地域に既にあるマンパワーの拠点を一層拡大させながら並行して実施していく。
成長・変革がすさまじい中国の労働市場において、適材適所の人材活用を行うには、国家や文化の違いを理解し、国籍、企業といった枠組みを越えた横断的協力体制が必要とされる。ボーダレスな実績とスケールメリットを活かした人事ノウハウを、労働当局との連携によるロジスティクス活動に注目が集まる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:40| 知識