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2005年06月13日

【知識】ジャパンフーズ、広口小型ボトル缶の製造ラインが稼動開始

ジャパンフーズは、昨年10月に広口小型ボトル缶飲料の増産を目的とした既存の缶飲料製造ラインのリニューアル工事を終了し、広口小型ボトル缶、従来型の缶の双方の生産体制を確立した。
同社が、この設備投資に踏み切った背景には、毎年缶飲料の需要が減少するなかで、同社の缶飲料製造ラインの稼働率および収益性も低下してきたことがあげられる。
同社は、旧缶飲料製造ラインをスクラップ&ビルドし、広口小型ボトル缶飲料製造の専用ライン(Jライン)を昨年2月に稼動させた結果、稼働率の向上及び収益面への寄与を受け、今回さらに既存缶飲料製造3ラインうち1ラインを大幅改造し、広口小型ボトル缶および従来型缶飲料製造の兼用ラインとしてリニューアルする。
この新ラインの同社業績に与える影響は、特に今下半期の飲料製造の閑散期において、コーヒー・紅茶飲料を主体に受注増による稼働率向上および収益面での貢献を期待する。
今回のリニューアルには、市場予測から、変更体制の企画、立案、移行期の運営方法まで、社内各セクションにおける横断的取組によって実現したと思われる。製造ラインの部分的リニューアルにも、ロジスティクス的発想に基づく全社的な協力体制が重要になることがわかる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:16| 知識