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2005年06月17日

【知識】ELSジャパン、代々木ゼミナールで小・中・高校教論対象の「英語教授法マスター講座」を開設

米イー・エル・エス・ランゲージセンターの日本法人、イー・エル・エス・ジャパンでは、全国の代々木ゼミナールサテラインにて小・中・高校教論を対象とした『英語教授法マスター講座』を開設する。今回の講座では授業の進行方法等を海外の多くの大学院で教えられている英語教授法のコンテンツを活かしながら2日間で習得できる内容となっている。
現在、文部科学省は「語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)」というプログラムを実施している。この事業により招致するALT(外国人アシスタント講師)は全国の中・高等学校等において外国語担当教員とティームティーチングを行うほか、部活動や教員との交流などの活動を行っている。ALTの数は毎年増加傾向にあり、授業内における有効的な活用が求められている。しかし、日本人講師がALTとのコミュニケーションが図れていない等、有効的に活用出来ていないのが現状。今後、日本人講師はALTと積極的にコミュニケーションを交わしながら、指導を進めていくスキルを学ぶ必要がある。
この様な背景を受けて、今回の講座ではALTとやり取りがスムーズに行く方法等、ティームティーチングを効率的に運営できるノウハウを学ぶことが出来る。また、受験英語と実践的な英会話の授業を両立して行えるようになる教授法や実践的なコミュニケーション能力の養成法等を提案する。
この講座を開設するにあたり、代々木ゼミナールのサテライン講座というインフラを用い、既存講座との放映時間調整、両者間または代々木ゼミナール内の各セクションでの協業など、組織横断的なロジスティクス構築が行われたと思われる。

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投稿者:gotsuat 11:10| 知識