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2005年06月17日

【環境】大型トラック用「尿素SCRシステム」技術で提携

三菱ふそうトラック・バスと日産ディーゼル工業は、大型トラック用の排出ガス後処理方式「尿素SCR(選択還元触媒)システム」技術で提携すると発表した。

日産ディーゼルが供与する尿素SCRシステムは、エンジン本体で粒子状物質(PM)を削減、後処理装置内で窒素酸化物(NOx)を無害な水と窒素に分解する。昨年11月には同システムを搭載した大型トラック「クオン」を投入、3月までの受注目標750両をクリアしている。

三菱ふそうは日産ディーゼルで実用化されている同システムのコンポーネントを導入し、実用化に向けた開発を進めていく。提携により開発費用や製造コストを低減でき、より安い価格で商品を提供、それぞれのシェア拡大につなげる考え。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:09| 企業の取り組み 【機関別】