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2005年07月13日

【知識】ファミリーマート、第3世代店舗システムを構築

ファミリーマートは、7月11日の取締役会で、固定資産のリース及び取得(第3世代店舗システムの構築)について決議した。
CVSを取り巻く環境の変化、電子マネーに代表されるIT技術の進化やユーザー個々のニーズに対応するための新たなインフラとして、全店の店舗情報システムを統合刷新した「光ファイバー・ネットワーク」を構築する。なお、将来的には、パン・パシフィック、更にはグローバル20,000店構想を強力にサポートする基盤作りにつなげる予定。尚、具体的には以下のような取組をすすめる。

(1) 店舗システム機器の刷新
  POSレジ、ストアコントローラー、店内ハンディ端末の高性能化、操作性向上を図る。

(2) 大容量・高速ネットワークの構築
  衛星配信から光ファイバー回線へ移行、銀行ATM回線も統合した大容量・高速ネットワークを構築する。

(3) POSレジの操作性を大幅改善
  ガイダンス機能でスムーズに、よりホスピタリティーあふれる接客を支援する。

(4) Famiポート(マルチメディア端末)の刷新
  操作性の向上を図るとともに、電子マネーに対応した支払・入金機能等を強化、また、ブロードバンドを利用した魅力あふれるコンテンツを提供する。

(5) 受発注システム・情報分析システムの更新
  受発注システム・情報分析システムを更新し、取引先との情報交換のスピードアップと発注精度を向上、更にユーザーのニーズにあった品揃えを実現する。

最新の店舗システム構築には、店舗から得られる情報精度向上と業務効率化の推進、接客対応の向上など、FCオーナーへのサポートを強化する他、取引先との発注精度向上など、SC強化も期待される。大規模な情報システム再構築には、情報システム部門はもちろん、FCオーナーや取引先などとの調整、及び費用対効果の立証など、各部門を横断したロジスティクス的取組が必要不可欠である。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:42| 知識