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2005年03月22日

【流通】東急ストア、お米の「トレーサビリティシステム」を導入

――流通ルートの証明がブランドに――

東急ストアでは、3月23日(水)より、各店で販売するお米の原料玄米情報を開示する。
米穀類の卸販売業を行なっている東急ストアの子会社東光食糧が、(財)全国米穀協会が運営する「米・トレーサビリティシステムに参加し、インターネットを通じて製品の原料玄米情報を開示する。
(財)日本穀物検定協会の「認証システム」廃止決定を受け、お米の製品表示と中身の一致について認証システムに代わる客観的な手法はないか検討してきた結果、自ら表示と中身の一致を説明できる仕組みが必要であると判断した。
東光食糧では、すでに平成16年11月に精米工程のわかる工程内トレーサビリティシステムを導入しており、今回、「米・トレーサビリティシステム」に参加することで、製品から原料玄米情報を確認することが可能となる。
食材の安全に対する意識が高まる中、ブランドによる選別が進む「お米」分野において、トレーサビリティに対するニーズも高まってくると考えられる。安全な流通ルートの証明ともなる小売業からのトレーサビリティは、重要なブランド要素となってくるかもしれない。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:47| 流通