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2005年03月29日

【流通】JALUX、ウィーンのセレクトショップで日本酒を販売開始

――海外現地での国産土産品購入機会の創出による国産物拡販戦略――

JALUXは、連結子会社の英国法人JALUX EUROPE Ltd. のオーストリア/ウィーン支店として展開する、「PLAZA WIEN JALUX(プラザ・ウィーン・ジャルックス)」において、本年3月より、日本酒の販売を開始した。
「PLAZA WIEN JALUX」は、JALUX EUROPE Ltd.のウィーン支店として、2003年9月、欧州で英国の首都ロンドンで展開する「JAL PLAZAいぎりす屋」に次ぐ第2号店の免税取扱・セレクトショップ。当該店舗は、市の中心地、国立オペラ座から徒歩3分、ホテル「ザッハー」の裏手にあり、セレクトショップとして大変便利なロケーションにて展開している。取扱商品はファッション、バッグ類、アクセサリー等、欧州のブランド品やオーストリアを中心とするみやげ物を扱っており、幅広い購買層を有している。
現在、JALUXは、「VISIT JAPANキャンペーン」の一環としてJALグループが取組む「*JAL Sakeプロジェクト」において、日本文化の一つとして象徴される日本酒を、主に英国向けに、航空便を利用した輸出ビジネスを展開している。2004年8月より「JAL PLAZAいぎりす屋」にて店頭販売を開始し、以来、ロンドン市内における卸販売を展開するなど、徐々に拡販を図っている。航空便では、鮮度が重視される高級酒を中心に日本国内の銘酒を厳選し、現在7酒蔵12品目を取り扱う。今回JALUXは、本年3月より、オーストリアのウィーンで展開する「PLAZA WIEN JALUX」において、海外における更なる日本文化の発信を目的に、日本酒の店頭販売を開始した。欧州における和食ブームで日本酒の愛好家が増加している背景もあり、現地のライフスタイル(食文化)の一つとして提案すべく、積極的な販売活動を展開する。
航空会社による海外主要都市での日本商品販売は、現地での販売店舗の選定、設立や物流体制等、流通ルートの構築が必要となってくるが、航空機内や空港での情報発信など、ターゲット層に対する効果的なマーケティングが必要とされてきそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 12:25| 流通