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2005年04月04日

【流通】ファミリーマート、関東地区の店舗限定で蔵元直送オリジナル生酒の予約販売開始

――利便性だけではないコンビニの機能――

ファミリーマートは、4月5日(火)から4月25日(月)まで、関東地区の酒類を扱う店舗約2000店限定で、『地元蔵の旨い生酒』全7種類の予約販売を行う。
『地元蔵の旨い生酒』は、関東1都6県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県)それぞれ計7件の厳選された蔵元で、ファミリーマート限定予約専用として醸造された生酒。
これらは全て「特定名称酒」で、"純米""生"という鮮度管理が求められることから、店舗への配送は定温冷蔵配送(チルド配送)で蔵元出荷後3日以内で納品。商品は4月28日から店頭での受け渡しとなる。
今回は関東地区のみでの予約販売となるが、今後は他地域でもそれぞれの地元蔵の生酒予約販売を計画しているという。
今回販売される商品は、希少性が高く、高い鮮度管理が求められる商品であり、全国へ展開するコンビニチェーンにおいて、地域・数量を限定する手法が取られる。酒類販売規制の緩和により、酒類販売店が増加すると考えられ、コンビニとして希少価値の高いオリジナル商品の展開により、差別化を図る狙いがある。こうした希少性の高い商品をコンビニで購入するスタイルが確立されてくれば、コンビニが利便性を追求した業態から、新たなニーズへの対応を可能とする業態へと進化してくることが考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 12:17| 流通