【流通】モバオク、携帯電話専用オークションサイトに月額利用料課金と補償制度を導入
――市場拡大に適応したＥＣ出店管理の必要性――
ディー・エヌ・エーの１００％子会社で携帯電話専用オークション事業を展開するモバオクは、携帯電話専用オークションサイト「モバオク」「ａｕオークション」について、安全性を一層向上させていく為、会員への月額利用料課金（税込３１５円）の開始と補償制度の導入を実施する。
「モバオク」「ａｕオークション」では、これまでも取引時の代金引換利用や通報制度、安全対策、サポート体制の拡充やサーバー増設など、信頼性向上に取り組んできました。今後もより高いレベルでの安全性と信頼性を実現し、安心・快適なオークションを楽しめるよう、２００５年７月１日から月額利用料課金を開始する。
また、詐欺行為の未然防止のため、会員間で取引される商品の決済方法は郵便局の代金引換を推奨している。今回導入する補償制度は、落札者が代金引換の受取拒否をすることで出品者が被害にあった場合、出品者の被害を補償する制度。この制度により、代金引換に対する出品者の不安が解消され、より安心して代金引換を利用できるようになるという。
モバイル環境でのオークション利用が広がりを見せる中、パソコンを主体としたネットオークションサービスと同様に、安心、安全を保証する体制づくりが求められる。モバイル環境でのオークション利用が、より安全なものとなり、利用者が拡大するに連れ、既存のネットオークション出店者が、モバイルサイトへの出店も必要とされてくることも考えられ、モバイル端末によるＥＣ市場拡大が期待されると共に、出店者のオーダー管理や顧客対応、在庫管理など、複数のサイト出店に対応した管理ツールが求められてきそうだ。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 14:50| 流通
