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2005年08月12日

【流通】タイガー魔法瓶「まほうびん弁当箱」を発売

――コンビニ、外食産業VS弁当作り――

タイガー魔法瓶は、ランチタイムのお弁当に向けて、真空ニ重構造と断熱効果のあるポーチで温かいごはんを保てる「まほうびん弁当箱」(LWV‐A型)を2005年8月21日に発売する。
美容や健康の基本として日々の食生活の改善が常識とされている中、手作りのお弁当を持って出勤する若い女性が近年増加傾向にある。好きな食品ばかりでなく、栄養のバランスと量を考えて自分に合わせられることが、手作りのお弁当への魅力へとつながっている。しかし、気温の低い冬場に冷めたお弁当は避けられる傾向にあった。そしてもう一つは携帯性。大きくかさばり、傾けると内容物が漏れる不安のある弁当箱は持ち運びに不便と思われていた。
そこで同社は、昼食を外食で済ませることの多い若い女性に向けて「まほうびん弁当箱」を開発した。魔法瓶製造にて培った技術による保温性と、コンパクトな横置き収納とふたロック機能で携帯性を高めた「まほうびん弁当箱」は、ランチタイムでも温かく、持ち運びが安心の弁当箱となっている。
断熱性に優れた魔法瓶のクオリティを、弁当箱にも応用が可能になった。社会人や学生など、主に昼食は、コンビニやレストランなど外食で済ますことが多いのが現状。同製品の拡販にあたり、弁当を作る価値観、利点の理解を広める独自のマーケティングが必要となりそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:28| 流通