<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2005年11月18日

【流通】UFJニコス、カード利用明細書のOne to One対応を開始

――決済履歴から新たな消費機会創出へ――

UFJニコスは、カード会員の利用状況や住所・性別・年齢などの属性情報に応じて、厳選したおすすめ情報を「カードご利用明細書」掲載し、会員ごとにカスタマイズする"One to One対応"の実施を決定した。当初「UFJカード」ブランドのゴールド会員向けから送付を開始し、順次対象会員を拡大、来春よりNICOSカード会員向けにも提供する予定。
本サービスは、カード会員へのCRM(Customer Relationship Management)戦略の一環として実施するもの。掲載内容の特徴は、1)利用明細書1枚に、各種キャンペーン・加盟店・新規分野でのカード決済シーンなど、6種類のコンテンツを掲載、最大400万パターンまで掲載可能なシステムを構築。2)会員限定キャンペーンの案内や切り取りクーポン券の提供など、様々な利便性の高い工夫などを盛り込んでいる。
また、ビジュアル面では、A3両面のフルカラー印刷化を実現。今後はQRコードなどを用いた企画も提供していく考え。
個人の属性が把握しやすいカード決済内容から、新たな消費機会を創出するツールとして、今後はカード会社自らのマーケティングツールだけでなく、ショッピングモール的な機能として、販売機会創出を狙う商品供給者への利用促進の可能性も考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:48| 流通