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2005年09月05日

【知識】篠崎屋、アップルマートを子会社化

篠崎屋は平成17年9月1日開催の取締役会において、アップルマートの株式を取得し、同社の子会社とすることを決議した。
アップルマートは、東京都内を中心にCVSのFC本部事業及び店舗運営を行っており、現在41店舗を展開している。
篠崎屋はタイムズマート(以下、タイムズ)を子会社化する基本合意を締結(平成17年7月12日に開示)し、酒販店向け新業態のコンセプト等を協議している状況であり、アップルマートを子会社化することによりタイムズとの様々なシナジー効果が見込まれる。
具体的には、
1)両社のノウハウを融合することにより現在検討している新業態の立ち上げ等のスピードアップ。
2)両社で既存店が約100店舗となることによるシステム・物流等の更なる効率化。
3)コンビニ業界は約4万店のうち20%弱が小規模コンビニチェーンといわれており、今後は他のコンビニ会社が当社グループに参加することも考えられ、規模のメリットを享受できる可能性が高まる。
その結果、同社グループ全体の企業価値向上に繋がると考えられるため株式を取得することとした。
新しくCVSチェーンを吸収するに当たり、販売管理や在庫管理などシステム関連の統合、店舗への物流再構築など、スケールメリットを活かした経営効率化の他、マーケティングやマーチャンダイジングなどにおけるノウハウも融合することで、事業強化が期待される。異なる文化、FCオーナーとの折衝なども含め、経営全体を見直し、各部門を最適化するためのロジスティクス活動が必要とされる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:34| 知識