<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2008年06月02日

【物流】陸災防、新労災防止計画策定

陸上貨物運送事業労働災害防止協会は23日、理事会・通常総代会を東京にて開き、平成19年度の事業報告・決算、平成20年度の事業計画・予算案の承認を行った。

同会会長の岡部氏は「死亡災害は平成18年に198人と労働災害防止計画の目標である200人を下回ることができたが、平成19年はさらに2名減少し196人となり、これまでの最少の死亡者数となった。平成20年度は新たな陸運業の労働災害防止5ヵ年計画の初年度にあたる。計画の周知に努めるとともに、労働災害防止のための様々な活動に引続き全力を挙げて参りたい。」と冒頭に述べた。

同会では、平成24年度を目標年度とした新しい陸上貨物運送事業労働災害防止5ヵ年計画を策定。平成19年度に対し死亡者数20%以上の減少、死傷者数15%以上の減少を目指し、また過重労働による健康障害の防止、腰痛症の減少を目標としている。リスクアセスメントや労働安全衛生マネジメントシステムの研修会・講習会などの普及を行うほか、死傷災害の約7割を占める荷役時における災害防止に対して重点的に取り組んで行く方針である。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:54| その他