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2005年09月21日

【知識】曙ブレーキ、国内事業を再編

曙ブレーキ工業は、2005年4月からの3ヶ年中期経営計画「Global 30」における国内事業再編の一環として、グループ企業である曙ブレーキ館林製造で行っている鉄道車両摩擦材および二輪用焼結パッドの生産を曙ブレーキ福島製造に、また曙ブレーキ館林製造および曙ブレーキ岩槻製造で行っている農機用WET製品(密閉型クラッチブレーキ)の生産を曙ブレーキ山陽製造へ移管する。
年内に移管を完了し、各種の確認を行ったうえで、2006年4月からの本格稼働を予定している。
曙ブレーキ工業では2005年4月からの3ヶ年中期経営計画「Global 30」に沿って、国内事業の更なる強化を目的に再編を進めており、既に西日本地区の重要な拠点となる曙ブレーキ山陽製造でも当初は6箇所であった工場を現在では3箇所まで集約している。今回の曙ブレーキ館林製造からの生産移管もその一環となる。これにより、品質・性能・コスト低減等、製品トータルの競争力を高めるとともに、国内事業の効率化を推進し、更なる企業価値の増大に向けて取り組む。
今回の事業再編にあたり、トータルな運営コスト削減へ向け、製造拠点内の設備投資や業務フローなどの再編成、部品の仕入れルートや納品ルートの再編成などといった外部業者とのアライアンスを含めた全体再設計が必要であり、各組織を横断したロジスティクス的な連携体制が重要になってくる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:36| 知識