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2008年05月26日

【物流】JR貨物、4月の輸送動向を発表

JR貨物は平成20年4月分の輸送実績を発表した。これによると、4月のコンテナ輸送実績は2,014千トン(前年比1.4%増)と前年比28千トン増となった。車扱においては1,015千トン(前年比1.3%減)と前年比13千トン減となった。

4月は東北地方を中心とした強風による輸送障害が発生し、高速貨58本、専貨8本の列車が運休となったものの、ゴールデンウィーク前の需要が強勢となった。

品目別の輸送実績をみると、コンテナ貨物においては農産品・青果物が前年比6%減と前年を下回ったが、自動車部品、化学薬品、エコ関連物資などが前年を上回った。車扱貨物においてはセメント・石灰石などが前年を上回ったものの、コンテナ化を進めている化学薬品などが前年を下回った。

また、石油に関して、暫定税率の期限切れ及び復活に伴った緊急輸送を受け、4月上旬に183本、下旬に123本の臨時列車対応を行ったため、揮発油・軽油が増送となったが、燃料転換の進展により、重油・軽油が減送となり、石油全体においては0.8%増にとどまった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:44| 物流事業者