<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2005年10月05日

【知識】JALグループと東急電鉄、マイルと東急ポイントの相互交換可能な提携カードを発行

JALグループと東京急行電鉄は、顧客サービス向上を目指した提携カードを発行することで合意した。JALのマイレージサービスと東急が2006年春から導入する東急ポイントサービスの双方を1枚で利用できる提携カードを発行し、マイルと東急ポイントの相互交換を可能にすることで、顧客サービスの充実を図る。ユーザーにとって、より利用し易いサービスを提供することにより、東急線沿線エリアを中心に、顧客数の拡大を目指す。
今回発行する新しいカードは、「JALカード TOP&ClubQ」と「TOP&ClubQ JMBカード」の2種類で、2006年春から会員募集を開始する予定。
「JALカード TOP&ClubQ」は、JALのクレジットカードである「JALカード」に東急ポイントサービス機能を付加したもの。クレジットのご利用に応じてJALのマイルが自動的にたまる「ショッピングマイル」などの機能に加えて、東急百貨店をはじめとする東急グループの商業施設やホテルなど、東急ポイント加盟店で利用した場合は、東急ポイントも同時にためることができるカードである。 
「TOP&ClubQ JMBカード」は、東急のクレジットカードである「東急カード」をベースとしたカード。クレジットの利用時および東急ポイント加盟店でのご利用時にそれぞれ東急ポイントがたまる機能に加えて、JALグループ便へのご搭乗やJALマイレージバンクのマイルパートナーなどを利用した場合は、JALのマイルも同時にためることができる。 
また「JALカード TOP&ClubQ」と「TOP&ClubQ JMBカード」では、同じカード内でJALのマイルと東急ポイントを相互交換することができる。東急ポイントからは2,000ポイント=1,000マイルとして2,000ポイント単位で交換でき、JALのマイルからは10,000マイル=10,000ポイントとして10,000マイル単位で東急ポイントに交換できる。相互交換を可能とすることで、ユーザーの好みに応じてJALのマイルや東急ポイントをためることができ、JALや東急が用意する特典やサービスに活用できるようになる。
相互会員の新たなサービス利用機会創出を目的とし、ポイントの互換性を持たせるためのシームレスな決済システムの構築といったバックボーンの整備から、JALグループ、東急グループ各社の店頭及びTVCMなどを使ったマーケティングなど、フロント、バックオフィスにおいて両社間のロジスティクス的な取組により実現したサービスといえる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:55| 知識