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2005年10月11日

【知識】JALグループ、旅行商品販売体制を再編

JALグループはマーケティング力を強化するために、事業会社の合併を踏まえて2006年4月をもって販売体制を再編する。
現在、日本航空インターナショナル、日本航空ジャパン、ジャルパック、ジャルツアーズ等のJALグループ各社は、日本国内における航空券販売および旅行商品販売業務をジャルセールスに委託しているが、そのうち航空券販売業務を日本航空インターナショナル(2006年10月に日本航空ジャパンと合併予定)に集約し、ユーザーの声を事業運営に迅速に反映させる体制を目指す。
また、ジャルパックが企画造成する海外旅行商品販売業務はジャルパック本体へ統合し、ユーザーのニーズを迅速に旅行商品に反映させる。
ジャルセールスの担っていた上記以外の機能は、現在地域に密着した販売活動を行なっているジャルトラベル各社と地域ごとに一体化し、地域ごとに「ジャルセールス」を冠に付した社名に変更した上で、ジャルツアーズの国内旅行商品販売を中心として、日本航空、ジャルパックの販売もサポートする体制に変更する。尚、沖縄地区における販売体制については引き続き検討していく。
航空便の運行、航空券の販売、予約管理等など一連の流通において、複数の企業が担当していた機能の集約により、運営コストの最適化、ニーズの反映などを迅速に行う体制づくりを目的としたロジスティクス的な組織再編といえる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:50| 知識