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2005年10月25日

【知識】東京海上日動、登録制の専用ページを開設し個人サービスを拡張

東京海上日動火災保険は、合併一周年を機に、2005年10月21日(金)より、会社ホームページに個人認証環境による登録制の専用ページを開設し、業界最先端の「個人向けサービス機能」の提供を開始した。先に実現したカスタマーセンターの24時間365日対応と併せてユーザーの利便性の一層の向上を実現する。
「会員さま契約者さま専用ページ」は、契約者だけが利用できる「契約者さま専用ページ」と会員登録を行えば誰でも利用できる「会員さま専用ページ」との2つの専用ページから構成されている。
「契約者さま専用ページ」では、情報の保護の観点から、通常のID/パスワードに加えて、第2パスワードを設定するとともに、その入力にあたってはセキュリティキーボード(毎回配列の異なる文字列をPC画面上に表示し、マウスクリックによる入力を行う)を採用する等、「FISC安全対策基準」※を充足した強固なセキュリティレベルを確保している。
契約者専用ページでは、契約者自身が加入の契約を登録することにより、インターネット上で加入契約の一覧、契約内容の確認、自動車保険の各種変更受付、住所変更の受付、控除証明書の再発行受付、自動車事故の対応状況確認、事故の受付等のサービスの利用が可能になる。
特に、自動車事故の対応状況確認サービスにおいては、事故処理担当者との双方向コミュニケーションツールが標準装備されており、24時間365日事故に関する様々な相談が可能。
会員さま専用ページでは、会員登録を行うことにより、エリア別事故マップ(サンプル版)、メールマガジン、各種リンクサービス等の利用が可能になる。
会員向けサービス強化一環として、Webを通じた情報提供サービスの構築にあたり、情報システム部門、セキュリティ・法務部門によるハードウェアを含めたネットワークが構築されている。個人を対象としたWebサービス展開にあたり、他部門による様々な調整が必要であることが伺える。

※FISC(金融機関情報システムセンター)が制定した「金融機関等コンピューターシステムの安全対策基準」。個人情報保護法施行以降、金融機関が取り入れるべき安全対策基準を定めたもの。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:34| 知識