2005年10月20日
【知識】東急不動産、インターネット広告会社を設立
東急不動産は、インターネット広告市場に参入するため新会社『株式会社ディマンドアイ』を設立した。
新会社は、成長著しいインターネット広告業界において、不動産・住生活分野のインターネット広告事業を中心にホームページの制作や運営なども手がけ、将来的には、不動産・住生活分野等においてインターネットやモバイルなどの新しい技術を活用した様々なサービス提供にも積極的に取り組み、事業の拡大を図る。
同社では、１９９６年にホームページを開設して以来、積極的にインターネットを活用した販売促進を展開してきた。その結果、ホームページへのアクセス数やメールなどによるユーザーからの問い合わせ数は年々増加してきている。特に、インターネットをきっかけとした新築分譲マンションの購入件数は、年間販売戸数の約３３．７％※を占める水準にまで達している。また、インターネット広告市場は平成１８年度末には５，５９２億円（野村総合研究所調べ）にのぼる見込みで今後もさらに成長が見込まれることから、新たなビジネスチャンスを得ることができると判断した。
今後は、総合不動産会社を母体に持つ強みを活かしたインターネット広告企画及び制作、運営までをトータルに提供する。また、新会社設立にあたり東急エージェンシーより出資や人材派遣を受け、早期の事業基盤確立を図って行く予定。
基盤とする不動産事業の拡大を目的とした広告会社の設立にむけ、人材の確保、資金調達、事業のシナジーを生む体制作りなど、ロジスティクス活動として新会社を含めた事業拡大戦略が伺える。
※Ｈ１６年度 首都圏における分譲マンション販売実績
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 11:36| 知識
