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2005年12月19日

【知識】日産、「i−PORT」を販売会社に導入

日産自動車は、2006年1月からインターネットを活用し、店舗端末及びカーライフ・アドバイザー(営業職、以下C/A)の携帯電話端末でも、車検、点検及び修理等のサービス入庫の予約管理を行えるシステム「i−PORT」を国内自動車メーカーとして初めて導入する。
今年5月以降13社の販売会社にて試験的に導入しているが、2006年9月までに全国の各販売会社に順次導入していく予定。このシステムを利用することで、C/Aは外出先でも即時にサービス工場の空き状況を時間帯別に確認でき、入庫の予約をすることができる。又、同時に代車の予約も可能となる。
販売会社では、システムの導入により、月末に集中しやすいサービス関連業務負荷の平準化を図ることができる。これまで試験導入した販売会社では、サービス工場の生産性が3%以上向上している。
販売店の業務負荷平準化及び生産性の向上に向け、ITを活用した予約システムの導入にあたり、現在の業務フローの調査からシステムの仕様決定と構築費用の算出、販売会社への導入教育など、ロジスティクス的な取り組みが必要であったと考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:35| 知識