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2006年02月28日

【流通】フェリシモ、二次使用できる包装資材を開発

――環境負荷低減とブランド価値――

フェリシモは、「リユース(二次使用)」できる包装資材を開発、この春から一部導入する。
フェリシモは、「エコロジー」は地球上で暮らしていくうえでの基本であり、より美しい生活には必須のものであるという考え方のもとに、さまざまな活動を行っている。商品を発送するために必要な包装資材について、二次使用できるよう工夫した。
かさばらない商品を発送する際に使用する、簡易包装のパッケージを進化させ、二次使用できるものとした。中央辺りにある点線に沿って切り取り、中から持ち手を出すことで、持ち手付きペーパーバッグとして使うことができる。
表面に特殊加工をしたクラフト紙を使用することで、配送中の汚れから守り、破れないように強度を上げている。通常の扱い方であれば、10kgまでの荷物を入れることが可能。
環境問題への意識が高まる中、BtoCの通信販売における具体的な取り組みとして、発送時の梱包資材を、負荷の少ないものとする事が主要な課題となってくる。今回は、二次利用可能なペーパーバッグとすることにより、単純にゴミとしない工夫がされているが、今後はこのペーパーバッグ自体の価値が高まることで、一層環境負荷低減への効果が期待される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:41| 流通