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2006年01月24日

【知識】三菱電機と日本オラクル、生産ソリューションを実現

三菱電機と日本オラクルは、生産現場の効率向上のためのソリューションを実現した。
製造業を取り巻く環境は、激しい価格競争や顧客満足度アップへのニーズの高まりになどにより、生産性向上、品質向上、歩留まりの向上など生産現場には大きな変革が求められている。従来、生産現場で工程管理・生産計画・品質管理を目的に蓄積されたデータの実績を管理する際、オペレーターによる実績の手入力や処理プログラムを実行する必要があったため、システム構成が複雑になり、メンテナンスコストの増大や、情報を正確にリアルタイムに把握することが困難であることなどが課題となっていた。
今回、三菱電機と日本オラクルは、三菱電機の生産効率向上のためのFAシステム「e−F@ctory」と日本オラクルのミドルウェア製品群「Oracle Fusion Middleware」の連携を実現。これにより、工程管理・生産計画・品質管理を目的に蓄積されたデータを、リアルタイムに統合させて「見える化」することを可能にし、ユーザーに対し、情報を活用した業務改善につながるソリューションを提供することが可能となる。
生産現場での実績管理におけるオペレーターの負荷やシステムメンテナンスなど、コストがかかっていた。今回のソリューションは、こうした問題を解消し、かつリアルタイムに状況を確認できるシステムであり、ロジスティクス活動に求められる「見える化」につながる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:38| 知識