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2006年02月17日

【知識】東芝、モスクワに事業統括販売会社を設立

東芝は、ロシアのWTO(世界貿易機関)加盟を契機に今後ロシア市場が更に成長することが見込まれることから、モスクワに「東芝ロシア社(Toshiba Rus LLC)」を設立し、ロシア市場への本格的な進出を図る。
新会社は、ロシア事業統括販売会社として4月からマーケティング活動を開始し、ロシアのWTO加盟後、移行期間を経た後に各事業の駐在員事務所を統合することにより効率的に事業を推進していく。
今後、ロシア市場で更なる拡販が期待されるノートパソコン、デジタルプロダクツ、白物家電、電子部品などに加え、昨年12月に新会社設立に先駆けてモスクワで開催した「ロシア社会インフラセミナー」を起点として電力・社会インフラシステムの積極的な受注活動を図り、ロシア市場における東芝ブランドのプレゼンス構築を目指す。また、ソフトウエア開発やR&Dセンターを設置してロシアの高い技術力の活用を図ることも今後検討していく。なお、新会社設立に伴い、1993年に開設したモスクワ事務所は、その機能を新会社に移管した後、閉鎖する予定。
成長市場として注目されるロシアにおいて、販売活動機能の拡充により、今後は商品の供給体制の再構築も必要とされ、同地域におけるロジスティクス戦略が求められる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:41| 知識