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2006年02月28日

【知識】キユーピー、「富士吉田キユーピー」設立

キユーピーは、富士吉田工場で食品製造を行う「富士吉田キユーピー株式会社」を設立する。キユーピーから設備・建物を借り受け、食品製造を受託する会社で、地元に密着した会社として地域社会に貢献するとともに、迅速で競争力のある製品作りをめざす。
富士吉田キユーピーでは、アヲハタブランドのおかゆ、業務用マヨネーズの製造を行う。現在アヲハタブランドの「白かゆ」は、標高930mの富士吉田の地下150mからくみ上げた「富士山仙水」を輸送し、中河原工場で製造している。富士吉田キユーピーに製造を移管することで、より効率的な生産体制が整う。
なお、富士吉田工場敷地内には、拡大しているディスペンパックジャパンの富士吉田工場も新設し、「イチゴ&バター風味クリーム」などヴェルデブランドのディスペンパック等を製造する。
従来の生産体制から、新たな食品製造体制への移管により、「富士山仙水」の輸送に関するコスト及びリードタイムの効率化が期待され、グループ全体の生産効率を追求したロジスティクス戦略が伺える。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:33| 知識