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2006年03月01日

【知識】トヨタと日野自、ハイブリッドバスを運行

トヨタと日野自動車は、国土交通省の「燃料電池自動車実用化促進プロジェクト(第二期)」に参画し、知多乗合の協力のもと、3月9日から、中部国際空港周辺地域において、燃料電池ハイブリッドバスによる営業運行を実施する。
具体的には、「愛・地球博」で来場者の会場間輸送に使用した燃料電池ハイブリッドバス「FCHV−BUS」を知多乗合に貸与し、同社の営業路線での営業運行という実用的な使用形態で実施する。期間は、3月9日(木)から22日(水)までの14日間を予定。水素の充填は、知多乗合の半田営業所近隣に設置される予定の移動式水素ステーションを使用する。
トヨタと日野自動車は、今回の営業運行を通じて、燃料電池ハイブリッドバスの実用化に必要な種々のデータを取得する予定である。
なお、今回の営業運行に引き続き、今後は、中部国際空港内に設置が予定されている水素ステーションの開設時期にあわせて、営業運行エリアを拡大して実施する予定。
燃料電池ハイブリッドバスの実用化に向け、実験的な運行が実施されるが、今後新たなな燃料プラットフォーム普及に向け、エンジンの性能向上及び量産体制による低コスト化と、充填所の拡充を含めたロジスティクス戦略が求められる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:24| 知識