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2006年05月18日

【知識】富士通、携帯電話活用型顧客対応システム構築

富士通は、ベネッセコーポレーションが運営するアートと自然を体感できる空間「ベネッセアートサイト直島」(香川県直島町)にある、宿泊可能な複合施設「ベネッセハウス」において、携帯電話を活用してユーザー対応をサポートするシステムを構築した。5月20日の新館オープンにあわせて稼働する。
このシステムは、コンシェルジュと呼ばれる「ベネッセハウス」のスタッフが、宿泊されるユーザー一人ひとりに対し、島に到着・出発するときの港までの送迎や、港でのチェックイン手続きをはじめ、「ベネッセアートサイト直島」の各施設のご説明、また直島観光全般のアドバイスなど、きめ細やかに対応することを支援するもの。
ベネッセが運営する「ベネッセアートサイト直島」は、瀬戸内海に浮かぶ直島にあり、自然とアートをゆっくり体験できる、4つのアートサイトから構成された空間。「ベネッセハウス」はその中核施設であり、建築家、安藤忠雄氏によって設計された、美術館と宿泊棟の複合施設である。
富士通は、5月20日の新館オープンにあわせ、携帯電話を活用し、「ベネッセハウス」のコンシェルジュによるユーザー対応をサポートするシステムを構築した。
このシステムにより、コンシェルジュは、ユーザーが電話やFax、Webサイトで予約・登録された到着時間や観光の要望などを、ホテルの外にいても、携帯電話を使って確認することができるため、それに合わせて迅速かつ柔軟に対応することができる。
サービス構築において、顧客への遠隔対応による情報提供や顧客管理方法、危機管理などにスポットを当てたシステムの設計から、通話における対応方法、システムで補いきれないアナログ的な顧客対応など、両社横断的な取組みによるサービスの設計が行われたことが伺える。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:31| 知識