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2006年06月23日

【流通】サイバーエージェント、ドロップシッピング事業に参入

――個人販売主の増加とニッチ商品の拡販につながる可能性――

サイバーエージェントは、2006年7月3日設立(予定)にて、100%子会社のストアファクトリーを設立、ドロップシッピング事業に参入する。
ドロップシッピングとは、アフィリエイトの次に期待されるインターネットショッピングの新しい運営形態である。
利用するユーザーは、自らが販売者でありながら商品在庫を持たず、発送・決済等は卸業者及び運営会社が行う。個人でもブログ等でドロップシッピングを導入することにより、商品販売に応じた収益を得ることが可能。インターネットにおいてWEB2.0 メディア、ブログやSNSに代表されるCGM(個人の情報発信をデータベース化、メディア化したもの)が台頭する中、アメリカと同様に大きな市場創出が期待できる。
新子会社のストアファクトリーでは、販売商品選択とその販売価格・商品説明の入力後、ブログを始めとする自身のサイトに簡単に掲載することができる仕組みを提供し、ジュエリーや健康食品、アパレル雑貨などサービス開始時には1万点の商品を取り扱う。
同社が運営する「Ameba ブログ(アメブロ)http://blog.ameba.jp/」の開設者120万人を始めとする個人やインターネット事業者へサービスを提供し、ドロップシッピングの市場確立に注力していく。
ドロップシッピングが本格普及することにより、特にニッチ商品の販売チャネルとして、個人サイトが新しく注目されてくるといったことにもつながりそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:25| 流通