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2006年06月29日

【流通】キリン、従来よりも開缶しやすい「かんたん缶」を開発

――プルタブの改良がブランド認識されるとき――

キリンビールは、新たなパッケージ開発の一環として、現状の缶よりも、プルタブへの指かかりをよくし、小さな力で開缶できる「かんたん缶」を開発した。今後は、7月上旬製造品から「淡麗グリーンラベル」を「かんたん缶」に切り替え、順次市場に展開していく。
同社のパッケージング研究所では、ユーザーからの「もっと開けやすい缶がほしい」という声に応え、開缶性を改善した缶の開発に取り組んだ。
同社では、パッケージをユーザーとの重要なコミュニケーション手段の一つと位置付け、「キリンチューハイ 氷結」シリーズで使用している「ダイヤカット缶」など、これまでもユニークで機能的なパッケージを提案してきた。今回の「かんたん缶」は、消費者調査によるユーザーのニーズの把握と、それを反映し実現する技術開発力のシナジーにより誕生した。今後も、技術開発力とリサーチ・マーケティング力をもとに、新たなパッケージ開発に取り組む。
メーカーによって差異の少ない缶のプルタブ部分において、利便性向上を求めた独自の改良を施している。今回開発された新しいプルタブがメーカーの新しいブランド価値として支持されることにもつながるか注目される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:20| 流通