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【流通】ＵＳＥＮ、「ＧｙａＯ」でエリア別ＣＭ配信サービスを開始

――Ｏｎｅ ｔｏ Ｏｎｅマーケティングへの実現へ――

ＵＳＥＮは、同社が運営する完全無料ブロードバンド放送「ＧｙａＯ」にて、視聴者の属性に応じて広告を配信するセグメント別ＣＭのメニューにエリア別ＣＭを追加し、７月１日より配信を開始する。
「ＧｙａＯ」では、初期の視聴手続き時に登録された視聴者の属性をもとに、今年１月より広告クライアントが提供する商品・サービスのターゲットとなる視聴者に男女別・年齢別のＣＭを配信するサービスを展開してきたが、今回、郵便番号をもとにした都道府県別のＣＭ配信を開始する。新メニューであるエリア別ＣＭ配信では、以下２種類のメニューを用意し、より広告効果の高いサービスを提供する。

（１）	エリア指定配信サービス
	商品、サービスの地域性に合わせ、特定のエリアに効果的にＣＭ（連動バナー）を配信
（２）	エリア指定配信サービス（全国版）
	全国を都道府県単位で分割し、エリア別に異なるＣＭ（連動バナー）を配信

なお、サービス開始当初は、エヌ・ティ・ティ・ドコモ関西のサービス提供エリア内である６府県にて地域を限定した広告配信など、約１０社のＣＭを予定しており、今後も効率的な広告配信を提案していく。
ＵＳＥＮでは、１０００万超の視聴登録者をもつ「ＧｙａＯ」において、全国の企業にもネットの特性を活かした広告手法を用いた効果的な商品・サービスの宣伝および販売促進の機会を提供し、さらなる収益拡大を目指す。また、今後はセグメント別ＣＭの各メニューである男女別、年齢別、エリア別を掛け合わせた広告配信や郵便番号に基づいた、より詳細エリアへの広告配信などメニューの多様化を図る。
セグメント別ＣＭのメニュー細分化や、視聴コンテンツメニュー拡充、視聴データの蓄積などにより、将来的には顧客起点の個別アプローチが実現するＯｎｅ ｔｏ Ｏｎｅマーケティングが実現するチャネルとしても注目されてきそうだ。

※　製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者：gotsuat 15:46| 流通