<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2006年07月24日

【知識】新明和工業、東南アジア等に合弁工場設立

新明和工業は07年度に、東南アジアと中国に合弁工場を設立し、特装車の現地生産に乗り出す。東南アジアはインドネシアなどを有力候補地とし、ダンプ車とゴミ収集車を生産する計画。中国ではゴミ収集車やコンテナを脱着できる「脱着ボディー車」を生産する方針。2拠点合わせて投資額は数億円を見積もっている。高い経済成長が続く両地域で販売を伸ばすのが狙いで、08年度には特装車販売の海外販売比率を20%と、05年度から9ポイント高める方針である。
東南アジアでは合弁設立に向け、事業化調査を始めた。設立拠点は生産コストが安く市場も大きなインドネシアが有力。現地企業と合弁で組立工場を新設し、東南アジア地域への供給拠点と位置づける。シリンダーなどの主要部品は、タイや日本の部品工場から調達する。
生産拠点の選定や、生産スペックの決定にあたっては、部品、商品の輸送コストなど、全体的な生産コストを適正化するなど、ロジスティクス的な視点が重要になる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:04| 知識