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2006年08月31日

【知識】メルシャン、重点事業の生産拠点竣工

メルシャンは、栃木県日光市に加工用酒類事業の新しい生産拠点として「日光工場」を設立し、8月28日(月)に竣工した。「日光工場」は、重点事業として位置づけている加工用酒類事業の事業特性に合致した専用工場及び食品工場として設計し、各種規格などに適合した顧客対応型を志向する柔軟で多様性のある生産機能を持つ工場として2005年10月5日(水)に着工、2006年9月上旬より本格稼動する。
同工場は、日光宇都宮道路今市インターチェンジへ6kmに位置し、4万m2という広大な敷地面積で、加工用酒類事業の製品の大半を製造していた流山工場(千葉県流山市)の約2倍、年間7万KLの生産が可能。従来流山工場で生産し、藤沢工場で製品化していた20L超の製品を同工場から直接得意先に配送できる物流機能を整備した。また、原料の一部である水は良質で豊富な日光山系の伏流水を使用。恵まれた環境の中で安心・安全、環境にやさしく、さらに省力化を図った工場を目指す。
メルシャンは加工用酒類事業において事業基盤を確立するべく「組織の改編」「開発・提案力の強化」「供給体制の増強」を進めてきた。「組織の改編」については2005年1月に営業体制の統合、同3月に日本橋オフィスの開設、「開発・提案力の強化」については商品開発、得意先への提案を可能にするカスタマーセンターを日本橋オフィス内に設置した。
今回「日光工場」を竣工し、増産体制を整え、新しい設備により差別化商品、付加価値商品の生産を行い、2008年までに現在の1.5倍の150億円の売上を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:15| 知識