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2006年09月14日

【流通】米アップル、映画配信サービスに参入

――i tuneモデルで画像配信は成り立つか――

米国でインターネットを通じて映画を配信するサービスに参入する企業が相次いでいる。アップルコンピュータは12日、米ウォルト・ディズニーグループが持つ75作品の配信を開始したと発表した。パソコンや携帯音楽プレーヤー「iPod」で楽しめる。
米アマゾン・ドット・コムや米AOLも参入しており、音楽で始まった配信が映画にも急拡大。ネットを活用した娯楽ビジネスは本格的な普及期に入る。 アップルの映画配信は米国で先行してサービスを開始、米国外では来年から始める予定。ディズニー傘下の4社の映画制作会社がコンテンツ(情報の内容)を供給する。新作映画はDVD発売と同時に配信サービスを始め、価格は新作が1タイトル12.99ドルからで、旧作は9.99ドルで販売する。代表作品は「トイ・ストーリー」「パイレーツ・オブ・カリビアン」など。また「itune music store」から「i tune store」に名称を変え、日本でもゲームの販売を開始、iPodも映像対応のモデルを投入した。
音楽の流通を革新したアップルがブロードバンド時代に対する回答が映像であることは興味深い。映像エンターテイメントのマーケットは今後拡大していくであろう。

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投稿者:gotsuat 12:15| 流通